施工管理に1級建築士は必要？目指す方へ

こんにちは！せこかんくんです。

今回は、現場監督という日々忙しい中で、1級建築士の取得を目指す方へのメッセージを私の経験を元にまとめました。

取得しようと思ったきっかけ

まず、資格を取得しようと思った理由です。

1級建築士を持っていると、発注者(お客さん)や監理者の方、諸官庁、設計事務所から一目置かれ信頼されて、意識せずとも打ち合わせがスムーズになったりします。逆に持っていて当たり前という雰囲気のところもあります。

会社としては、1級建築士〇人と登録するので欲しい人材となります。現場を入手する際に、有利に働くこともあります。

責任のある立場になってくると必須とも言っていい資格だと思います。

私は、持っているとかっこいいという単純な理由もありました。

取得しようと思ってからが、長い道のりでした。（ストレート合格の人は尊敬します、、）

まず、朝は早く、夜は遅いという仕事のため平日の勉強時間を確保することがとても厳しかったです。

夜家に帰ってから勉強しようとするとウトウトして全然できなかったり、、、

一般的に資格を取得するまでに、1000時間程度必要と言われています。

そこで、勉強時間を確保するためにいつもより少し早く起床してからの時間やスキマ時間、昼休み、土日の休みを犠牲にして勉強時間の最大化に取り組みました。

(正直かなり辛いです。忍耐力必須。もっと寝たい。遊びたい。ゲームしたい。我慢に我慢。)

そうすることで、意外と1日の平日の中で2時間～3時間は確保することができます。

特に、通勤時間や電車移動、車移動、ちょっとしたスキマ・待ち時間を有効活用するのは効果的でした。

ゲームやSNSをやりたいところですがぜひ、やっていただきたいです。

勉強漬けの生活を2年半近くしました。

プライベートの時間や睡眠を削ったりもしていたので、

など諦める理由や葛藤をしていました。学校に通うと100万以上かかったりと経済的にもきついです。

試験の範囲も膨大な範囲なので、覚えても覚えても忘れてしまったり知らないことが出てきたりと心が何度も折れそうになりました。

そんな中でも、資格を取得している未来を想像してとにかくやり続けました。

正直、勉強した時間の割には実務では役立ちません。1級建築士を持っている人と持っていない人を比較しても持っていない人のほうが仕事ができるなんてことはよくあります。

ただし、人と比較するのではなく、自分のスキルとしては確実にレベルアップします。

（自分のイメージを絵やラフスケッチにしてかいたり表現しない人は、製図試験の練習の中でかく習慣が身に付きます。）

1級建築士は難関資格と言われていますが、まさにその通りだと感じました。

運も必要だと思います。

忙しい中で、資格を取得するには周囲の協力も必要になってきます。特に家庭がある人は、勉強に使う時間は自分の時間だけではなくなるので大変になると思います。

500時間程度で合格されている方もいるので、時間を確保して資格学校なども活用していけば最短合格も狙えると思います。

私が通った資格学校についてはまたの機会に書こうと思います。