施工管理の悩みとは?実際に悩んだこと3選

施工関連

こんにちは!せこかんくんです。

仕事に悩みは付きものだと思いますが、

今回は施工管理の仕事をしていて悩んだこと、どのように解決したかを紹介します。

残業が多すぎる?帰れない帰りたい

業務が終わらないため、現場事務所に泊まるということは多々ありました。

シャワーが無くて、事務所に敷かれたタイルカーペットの上や椅子を並べて寝ることもありました。

突貫工事の現場になると、日中工事と夜間工事のどちらも見ることになってしまい寝る時間すら確保するのも難しいこともありました。

家のベッドで寝る時間にこの上ない幸せを感じている時もありました。

ただし、2024年の働き方改革の影響で業界は大きく変わりはじめています。

  • 一人一人の意識の変化
  • 新入社員の新しい働き方
  • 36協定該当者と非該当者
  • 労働基準監督署からの指導
  • 全社的に取組む強い意識

2024年問題と言われるようになってからは、残業時間の制限も変わり一人一人早く帰ろうという意識が生まれてきました。上席の方々も早く帰るように促したりしています。

特に新入社員は、仕事とプライベートをきっぱりと分けたり、仕事も断ったりする事もあり、新しい風がきていると肌で感じています。

そうすることで、36協定の該当者と非該当になる管理監督者がいるため、業務が管理監督者に傾いてしまうということもあります。

労働基準監督署が現場に臨検に来た際に、勤務報告書も提出するように求めて厳しいチェックもあるため業界としては良い方向に向かっていると思います。

私自身は、仕事の優先順位をつけて割り切って帰るようにしています。仕事はやってもやってもあるので、割り切ることと早く帰れる日は周りを気にせず帰ることだと思います。

もちろん、割り切れない仕事もありますが、、見極めが大事です。

工程の書き方がわからない

まだ経験が浅い時は、数現場経験しても単品受注生産のため、現場によって工法が違ったり、構造・用途が違ったり、仕上げ納まりが違ったりします。

建物を造るということは、同じなので大枠の工事の流れは変わりませんが詳細工程を考えていく際に悩んでしまいます。

若年社員の時は、それが当たり前だと思います。

大事なことは、どのような作業をどういう作業姿勢で何日掛かっているのか。

実施の歩掛りを記録して自分の経験として保存しておくことが大事です。

バックホウやクレーン等の重機についても性能と種類、特徴を実際に見たことあるものを覚えておくと実際に自分で計画する時に、選定するのに役立ちます。

現場で経験したことは、工事が終わったら終わりではなく次に自分が計画、施工するための材料として残しておくと自分の引き出しが増えて考えの幅が広がります。

転勤があり拠点がきまらない

施工管理の仕事は、現場ごとに勤務地が変わるので、家から通える範囲なら良いですが、通勤時間がかかってしまったり、全国展開している企業だと北は北海道から南は沖縄まで、さらに海外まであると思います。

独身の内は転勤をしても、その地域で楽しめると思いますが、家庭があると子供を一緒に連れていくのが大変なので悩むと思います。

それぞれの価値観によると思いますが、単身赴任することで手当がどれくらいでるかが大事だと思います。某企業だと10万程出ることもあるようです。

もちろん、現場で必要とされていたり、他に現場をまとめあげられる人がいない、等色々あると思いますが手当は大事です。働くモチベーションにも直結してきます。

仕事の内容ではないところでの悩みなのでもどかしい気持ちになると思います。

エリア限定、地元密着の企業であれば、それほど転勤もないかと思いますが、これから施工管理を考えており、中堅、大企業に入る方はある程度覚悟しておいた方がいいと思います。

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