設計図を製本する時の役立情報 業務効率を上げるために

豆知識

こんにちは!せこかんくんです。

今回は設計図の製本する時のアドバイスです。頭の整理がしやすくなり、業務改善にも繋がるのでぜひやってみてください。

工事に着工する際に、設計者から設計図のデータをもらうと思います。

設計図をもらった際に、図面を製本すると思いますが、製本を依頼する時は、まとめて一冊にするのではなく、見やすいように分割して製本しましょう。多少金額がかかっても分割して製本をした方が工事の竣工まで図面を使用するのでメリットは大きいです。

製本をする際は、意匠図・構造図・電気図・機械設備図(空調衛生)図に分けると見やすくなります。さらに、表紙の色分けをしておくと分かりやすくなります。(一例として、意匠図は赤、構造図は青、電気図は黄色、機械設備図は緑など)背表紙にタイトル。を入れてもらうのもいいと思います。テプラで自分でタイトルを作成するのもいいと思います

表紙の色は、10色程度はあるのでそれぞれで分けることができます。

大現場だと図面の量が多すぎて分けるのが当たり前かもしれませんが、請負代金が〜10億前後だと一冊にまとまってしまう量になります。

設計図は工事竣工の最後まで何度も確認していく大切なものになるので、探したいものをすぐ探せるように作る事が大事です。

製本された設計図は、インデックスを貼っておくと使いやすくなるのでオススメです。手間はかかりますが何度も見るのでかなり時短に繋がります。

何冊かに分けて製本することは、当たり前のことかもしれないですが、現場によってはまとまってて分厚くて、使いづらかったりすることも意外とよくあることです。

意匠図と構造図などそれぞれの図面を照らし合わせたり、現場に持っていく際も図面を抜粋して持っていく事ができるので便利です。

また、設計変更で大きく図面が変わった際も新たに製本し直したほうがいいです。製本し直す際も何冊かに分けてあれば、変更があった部分だけ製本すれば済みます。

古い図面を見てると意識していても、うっかり図面を間違えてしまう可能性も高いので古い図面を見る時は新しい図面と比較する時など最小限にしましょう。

たいしたことではないように感じますが、効率的に業務を進めるためにも意外と大事なことです。

私は、今までの現場であまり考えず製本されていて、とても使いづらい思いをした現場はいくつもあります。製本し直したことも何度もあります、、

最近は、ペーパーレスでパソコンやiPadで図面を見ることも多いと思いますが、紙ベースだと気づくことも多く、それぞれの良さがあるので上手く使い分けましょう。

働き方改革で業務改善が課題になってることが多いと思いますがちょっとした事から変えていけると積み重ねが大きな業務改善へとなっていきます。

少しでも参考になれば幸いです。

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